バイナリーオプションでRSIは使える?
RSIを使って攻略するには?
バイナリーオプションで根拠のあるエントリーをするには、インジケーターの活用が欠かせません。その中で特に人気なのがRSIです。
そこで本記事ではRSIを使った攻略法や使い方・設定方法などを詳しく解説していきます。
- RSIはチャートの上がりすぎ・下がりすぎを確認できる
- 70を上回ったらロー、30を下回ったらハイの逆張りが基本
- ボリンジャーバンドやMACDとの併用がおすすめ
RSIとは?

RSIとはインジケーターの一つで、主に逆張りをする際に使用します。端的にいえば、現在のチャートが上がりすぎているか、下がりすぎているのかを判断するためのインジケーターです。
0〜100の範囲で動く1本のラインが、基準を超えたタイミングで逆張りをするのが一般的な使い方です。FXでは非常に主要なインジケーターとして知られており、バイナリーオプションでも活用することができます。
なお、基本的にバイナリーオプションはMT4・MT5と連携することはできません。そのため、MT4・MT5のチャートを見ながら分析をして、タイミングに合わせてエントリーをするのが基本となります。
theoptionやファイブスターズマーケッツのような一部のバイナリーオプション業者では、取引画面にRSIを含むインジケーターを表示できるので、分析ソフトをダウンロードするのが面倒な人はこうした業者を利用すると良いでしょう。
MT4・MT5でRSIを設定する方法

前述したように、RSIでバイナリーオプションを攻略するには、MT4・MT5のチャートにてRSIを表示させて、チャートを確認しながらバイナリーオプションのエントリーをするのが基本となります。そのため、まずはRSIを設定する方法を確認しましょう。
RSIを設定する手順は以下の通りです。
特に難しい手順はなく、すぐに設定できます。それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
1.パソコンにMT5(またはMT4)をダウンロードする

まずはパソコンに分析ソフトをダウンロードしましょう。開発元であるMetaQuotes社の公式サイト「https://www.metatrader4.com/ja/download」からダウンロードできますが、現在はMT4のボタンからダウンロードしてもMT5がインストールされます。
MT4はMetaQuotes社のサポート対象外となっており、2026年には国内FX会社でもMT4の提供を終了する動きが出ています。これから始めるならMT5を使いましょう。どうしてもMT4を使いたい場合は、MT4を提供しているFX会社の公式サイトからダウンロードできます。
具体的には、MT4とMT5では以下のような違いがあります。
- MT4は長年使われているため情報がネット上にあふれているが、開発元のサポートは終了している
- MT5は表示できる時間足が多い
- MT5は動作が速く、今後も更新が続く
- MT5はチャートを独立して表示できる
また、バイナリーオプションで使うには直接的な関係はありませんが、MT5はストップリミット注文ができるという特徴もあります。今後FXなどでも活用していく予定ならMT5のほうが重宝するでしょう。
ダウンロードしたら、画面の表示に従ってセットアップを進めてください。基本的には表示された通りに進めていけば問題ありません。
2.RSIを表示する

セットアップが完了したらさっそくRSIを表示させましょう。表示する方法は上記のとおりで、画面上部の「挿入」メニュー→「インディケータ」→「オシレーター」→「Relative Strength Index」と順番に選んでいくだけです。MT4・MT5ともに同じ手順で表示できます。

選んだあとは設定が表示されますが、基本的にはこのままで問題ありません。「OK」を選択したらチャートにRSIが表示されるようになります。
バイナリーオプションでのRSIの使い方

バイナリーオプションでのRSIの使い方は非常にシンプルで、ラインを超えたら逆張りをするというものです。初期設定では70と30にラインが表示されるので、70を上回ったらローエントリー、30を下回ったらハイエントリーをするというのが基本となります。

こちらの画像では矢印の位置で70を超えているので、このタイミングで逆張りをするということです。なお初期設定である70と30は変えても問題はありません。ラインを80と20にするとサインは減りますが、より行き過ぎたタイミングに絞ってエントリーできます。
RSIの設定で表示される期間は、計算に使うローソク足の本数のことです。初期設定は14で、例えば5分足のチャートなら「直近14本(70分間)の値動きと比べて、現在のチャートはどのように動いているのか」を判断しているということです。
つまり、期間を長くするほど平均化されるのでラインは超えにくくなりますし、期間を短くするほど極端になるのでラインを超えやすくなります。ちなみに、RSIは50を基準にして上昇トレンドと下降トレンドを見極めるためにも使えます。
逆張りに使うのが基本ではあるものの、簡単に上昇トレンドになっているのか、下降トレンドになっているのかを判断したいときにも活用すると良いでしょう。
バイナリーオプションでRSIを使った攻略方法

ここからはバイナリーオプションでRSIを使った攻略法について解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
30・70に触れた時点でエントリーする

これまでも紹介していますが、RSIは30・70のラインに触れたタイミングでエントリーをするのが基本です。数値は変えても問題はありませんが、最初から変えても勝手が分からないため、最初は30・70に設定して何度かエントリーしてみましょう。
もちろん、30・70に触れた時点で逆張りをするだけで勝てるほどバイナリーオプションは簡単ではなく、それでも負けるケースは何度も出てきます。エントリーを繰り返して、どのようなときに勝てているのか、どのようなときに負けているのかを分析していきましょう。
最初はなかなか利益を上げるのは難しいかと思うので、初心者のうちはデモトレードを活用してください。theoptionやファイブスターズマーケッツは会員登録不要でデモトレードができるので、重宝するでしょう。
特にtheoptionやファイブスターズマーケッツは、MT4・MT5がなくてもRSIをチャート上に表示できるので、簡単にRSIの使い勝手を試すことができます。
判定時間は5分以上にする
判定時間は5分以上にすることをおすすめします。RSIはあくまで指標の一つで、30や70を超えたからといってすぐに逆方向に動くというわけではありません。
あくまで「30や70を超えたら上がりすぎ・下がりすぎの可能性が高い」という判断ができるだけです。そのため、判定時間が短すぎるとその流れのまま進んでしまい、逆張りに失敗する可能性が高いです。
そのため、判定時間は5分以上にして、一時的な行き過ぎが戻るまでの時間を確保しましょう。ただし、30や70を超えたあともさらに進む場合は、強いトレンドが発生している可能性があります。
「レンジ相場だと思ったらトレンド相場になっていて負けた」という場合なら、トレンド相場になっていると判断して次は順張りに切り替えるといった考え方ができます。判定時間を短くしすぎて「レンジ相場なのにタイミングを間違えて負けた」ということはないようにしましょう。
他のインジケーターも活用する
他のインジケーターも活用することは非常に大事です。「RSIで30・70を超えたから逆張りする」というのは根拠としては薄く、これだけで勝つには心もとないです。
そのため、できるだけ他のインジケーターも活用して、根拠をより強固なものにしましょう。次の章ではRSIと相性の良いインジケーターを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
RSIを使ったバイナリーオプションの勝率は?
過去にRSIを使って、HighLow(現在はサービス終了)でエントリーをしたところ、以下の結果となりました。
| オプション | 購入レート (USD/JPY) | 判定レート (USD/JPY) | 購入額 (円) | ペイアウト (円) |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY Turbo30秒 | 143.867 | 143.696 | 1,000 | 0.0 |
| USD/JPY Turbo30秒 | 147.037 | 147.413 | 1,000 | 2,050 |
| USD/JPY Turbo30秒 | 149.934 | 149.727 | 1,000 | 0.0 |
| USD/JPY Turbo30秒 | 142.413 | 142.019 | 1,000 | 0.0 |
| USD/JPY Turbo30秒 | 146.465 | 146.932 | 1,000 | 2,050 |
RSIのみを使った取引の勝率は、2勝3敗の40%で、収支は900円のマイナスでした。30秒の短時間の取引では、チャートのだましにあいやすく勝率が下がりました。
ペイアウト倍率が2.05倍の場合、損益がゼロになる勝率は約49%です。ファンダメンタルやチャートの形によっても勝率は変動するので、他のインジケーターを組み合わせ、判定時間も長めにして勝率を上げましょう。
RSIと相性の良いインジケーター

RSIと相性の良いインジケーターは以下の通りです。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
移動平均線
移動平均線は、ローソク足に絡むように描かれる折れ線グラフのインジケーターです。ある期間の価格の平均値を繋ぎ合わせており、端的にいえば、上向きなら上昇トレンド・下向きなら下降トレンドと判断できます。
前述したように、RSIは50を基準にしてトレンド相場を予測することも可能です。そのためRSIと移動平均線を組み合わせることでトレンドを読みやすく、順張りがしやすくなります。
なお、英語ではMoving Averageと言います。MT4・MT5で設定する際は、「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」を選択してください。
また、移動平均線には以下のように様々な種類があります。
- 単純移動平均線(Simple Moving Average)
- 指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)
- 加重移動平均線(Weighted Moving Average)
「単純移動平均線(Simple Moving Average)」は価格を平均化したシンプルな移動平均線です。移動平均線と言えば、基本的には単純移動平均線と考えて問題ありません。
「指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)」は、古い価格よりも新しい価格に比重を置く移動平均線です。直近の価格に影響を受けやすいため、相場の変化に反応しやすいという特徴があります。
「加重移動平均線(Weighted Moving Average)」も指数平滑移動平均線と同じように新しい価格に比重を置きますが、新しい価格ほど一定の割合で重みを大きくする計算方法です。
さまざまな移動平均線とRSIを組み合わせて、よりやりやすい方法を見つけましょう。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、単純移動平均線を中心に上下に標準偏差のラインが引かれるインジケーターです。端的にいえば、ローソク足が外側のラインに触れれば逆張りという考え方です。
つまり、RSIと組み合わせて、ローソク足がボリンジャーバンドの外側のラインに触れるタイミングと、RSIがラインを超えるタイミングが重なったときに逆張りをすることで、より精度を上げられるということです。ただし、バンドの幅が急に広がっているときは強いトレンドが出ているサインなので、逆張りは控えましょう。
MACD
MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で、移動平均収束拡散ともいいます。移動平均線という名称があることからもわかる通り、移動平均線を発展させたインジケーターです。
MACDとシグナルという2本のラインを表示させ、その交差や形によって直感的にトレンドの向き、強さを判断できるのが大きな特徴です。
- MACDがシグナルを下から上に突き抜けた場合(ゴールデンクロス)…ハイエントリー
- MACDがシグナルを上から下に突き抜けた場合(デッドクロス)…ローエントリー
- 突き抜ける角度が鋭角…トレンドが強い
- 突き抜ける角度が鈍角…トレンドが弱い
このように、MACDがシグナルを突き抜けたタイミングで、その方向に順張りでエントリーをするのが基本です。RSIで行き過ぎを確認したあとにMACDが逆方向にクロスすれば、相場が反転した根拠を強められます。
もちろんダマシが起きる可能性はありますが、設定を変えながらより最適なエントリー方法を見つけましょう。
バイナリーオプションでのRSIに関するよくある質問

- RSIのだましを回避するには?
- RSIに限らず逆張り系のインジケーターはだましも多くなります。特に強いトレンドが出ているときは、RSIが70や30を超えたまま張り付くことがあり、単体だとだましが発生しやすいです。MACDやボリンジャーバンドと組み合わせて回避しましょう。
- 勝つためにRSIは必須?
- 必須というわけではありませんが、初心者にとっては特に使いやすいインジケーターといえます。根拠のないエントリーを減らすためにも、まずはRSIを使って慣れてみるのは一つの手でしょう。
- RSIだけで勝てる?
- RSIだけで勝ち続けるのは難しいです。RSIで分析する力をつけることは大切ですが、より勝率を上げたいのであれば、RSIだけでなくほかのインジケーターも使ったうえで分析をしたほうが効率は良いです。
まとめ
- RSIはチャートの上がりすぎ・下がりすぎを確認できる
- 70を上回ったらロー、30を下回ったらハイの逆張りが基本
- ボリンジャーバンドやMACDとの併用がおすすめ
バイナリーオプションはRSIを使って逆張りの精度を上げましょう。特に初心者のうちは少しでもエントリーをする根拠を身につけたいところです。
何も考えずにエントリーをしても勝つのは難しいので、まずはデモ取引でRSIに素直に従ってエントリーしてみましょう。慣れてきたらMACDやボリンジャーバンドも組み合わせて、より精度の高いエントリーを狙いましょう。


